通販事業

顧客はいつまでも側にいてくれない

船井総研 辻口勝也氏の著書、「はじめよう!健康食品ビジネス」
から抜粋して、通販事業で利益を高めるための鍵となる、
リピート顧客育成のヒントをお伝えします。

顧客名簿にも賞味期限がある

東京にあるT社は、毎月数百万円単位で新聞広告の掲載を繰り返した結果、
多くの方が「お試しサンプル」を申し込んできました。
社長は、「これは、わが社の大切な資産だ」と胸を張っておられました。

ただ、残念なことに人員が少ないため、せっかく申し込んでくれた方への
サンプル発送が追いつきません。
山積みになっている申し込みハガキを見ていると、残念ながら、
とても会社の資産とは思えません。

大阪にあるN社も同様に、新規獲得に熱心な割には、申し込んでくれた方への
対応が遅く、申し込みハガキが事務所に山積み状態になっていました。

これらの企業は、「顧客名簿に賞味期限がある」ということを
認識していません。

たとえお試しサンプルとは言え、せっかく自社に興味を持って
申し込んでくれたのに、対応が遅くては、お客様になってくれる前に
去って行ってしまいます。

自社に対して悪い印象を持たれてしまったら、せっかく高い広告費を使いながら、
自社のロイヤリティを下げる結果となります。

お客様へのアプローチは積極的に!

お試しサンプルを申し込んでくれた方や、1回商品を購入してくれたお客様に
安心してはいけません。

健康食品を購入してくれたお客様には当然、自社以外の企業からも、
広告やダイレクトメールによるアプローチが頻繁に行われている、と考えるべきです。

ですから、自社の商品に興味を持ってくれている間に、素早くアプローチをするべきです。

商品発送2日後には必ず、「商品は無事に到着しましたか」と連絡を入れるK社や、
お試しサンプルがなくなる頃、必ず「お試しになって、お体に不具合はありませんか」
と連絡を入れるY社のように、アプローチを続ける企業は、
お客様からの注文を確実に得ることができます。

「連絡をしたら迷惑ではないか」と消極的な姿勢でいると、
せっかくの見込み客を他社に持っていかれてしまいます。
遠慮せず、自社の自慢の商品を購入してもらうためのアプローチに取り組みましょう。

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